中郷どうぶつ病院では、地域貢献の一環として、放課後の小学校を利用したトワイライトスクール(放課後学級)を訪問し、体験学習の一つとして動物ふれあい教室を隔月に行っています。
ふれあい教室には低学年の子が参加するため、理解しやすいようにイラストや写真を使った分かりやすい内容を心掛け、子どもたちが自分で考えながら学べるよう質問やクイズなどを取り入れながら説明しています。ふれあいに連れていく動物は当院にいる犬・猫、学校で飼っているウサギで、友好的でおとなしい性格の一般家庭で飼育されている身近な動物を選んで用いています。
動物が介在することで、子どもたちは授業に積極的に参加したり、自由な発想を生み出すなど教育上、良い効果を上げることが報告されています。保護者の方のアンケートでも高い評価を頂いています。
また、小学校の生活課授業で学校で飼育している動物を使って、動物ふれあい教室を名古屋市獣医師の獣医師と協力して行っています。
こうした行事に参加することによって、子どもの頃から、動物を通して愛護の精神や思いやりの心を育んで頂き、飼い主と動物が共生できる地域社会の土壌づくりに微力ながら尽くさせて頂いております。